117. 色と形
2005-12-27


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ムナーリが1965年に作った「テトラコーンSM」というオブジェ?です。四角い枠(箱)の内側に円錐形が四つ、それぞれ独立して回転するようになっており、またそれぞれの円錐には半分ずつ反対色(緑と赤)が塗られていて、円錐が回転することでさまざまな色の混ざり合いを目にすることが出来る、という「一種の機械」だそうです。機械を賛美した未来派芸術の影響だけでなく、アイディアを実現するために技術(テクノロジー)を積極的に用い、なおかつ技術をアイディアに優先させないところがムナーリのスタンスではないかと思います。

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