064.コッライーニ社のこと(3)
2005-11-04


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コッライーニ社はマントヴァの町の中心から5分くらいの(まあ、15分〓20分で町の中心からはじっこまで行かれるほどの大きさの町なんですが)古い建物の中にあります。歴史的な建物らしく、中にはいると高い天井と壁にはフレスコ画が。イタリアでは数百年の歴史を持った建物を一定の基準で維持修復しながら日常の生活や仕事に使っているわけですが、陣内秀信先生の著書にもあるように、古い建物と現代の暮らしの組み合わせ方が上手です。世界中に出版物を送り出しているといっても、小さな町の小さなギャラリー兼出版社、ということでスタッフも地元の人たち、いたってアットホームで、しかしクオリティのある本作りをして世界中を相手に取引をしているというのは素敵な仕事の仕方だと思いました。コッライーニ社では日本で会ったマルツィアさんと小一時間ほどお話をし、ムナーリの本だけでなくギャラリーにあったガラスの作品などを購入して来ました。コッライーニ社では今後もムナーリ関係の本の復刻や新刊が予定されているようです。

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