ムナーリが手がけたジャンニ・ロダーリの装丁の続きです(あまり数が多くなさそうなので一気に紹介します)。「電話のおとぎ話(Favole al telefono)」はおそらくロダーリの代表作といって良い一冊です。ちなみに私は十数年前イタリア語の授業で、中の一編を翻訳しましたが、とても楽しい作業でした。「おとぎ話を聞かないと眠れない息子のために父親が毎晩出張先から短いお話を聞かせてあげる」という設定で、短いお話が沢山入っています(なにしろ昔は電話代が高かったので・・・)。