039.読めない本(絵本-6)
2005-10-10


禺画像]

ムナーリのデザインした絵本のスタイルの中で何度か形を変えて現れるアイディアに「字のない絵本」がありますが、この「読めない本」は字だけでなく絵もありません。いろいろな色の紙がちょっとずつ違う切り欠きを加えられてとじられています。ムナーリの本作りのアイディアの中には「本という立体造形物そのものをデザインする」という発想があるのですね。見る人、見るときによって違った読み方が出来る「読めない本」にはいくつかのバリエーションがあります。

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